「夢京都展」5月21日(金)~24日(月)

創業300年老舗着物メーカー「矢代仁」の商品紹介
日本で唯一の日本刺繍「絽刺し」職人 坪倉鳳祥氏 の実演、商品紹介

5月21日(金)~24日(月)午前10時~午後7時 最終日は午後5時までになります。

矢代仁

享保5年(1720年)創業。昨年で300年になる矢代仁。以前より「お召しの矢代仁」と言われており、高級品のお召しを作っているメーカーさとしての印象がありました。
最近は御召だけでなく、染物や草木染の紬も手掛け、その代表として「志村ふくみ」さんの商品も手掛けられております。

絽刺し

「絽刺し」は日本刺繍の一つです。
生地に三本絽を用い、絽目の大きさに合わせて太い糸で刺繍をしています。「公家絽刺し」とも言われ、貴婦人たちの憧れの持ち物でした。明治に入り一時廃れた絽刺しも大正期に復活し、広く一般に親しまれ帯や着物施され珍獣されました。しかし戦後になり絽刺しの技術が途絶えてしまいました。
その絽刺しを坪倉氏が数年前から、帯や着物に活かすことを考え、40年後に試行錯誤を重ね苦心の結果独自の工夫も加えて新しい絽刺しを完成することに至りました。