
結城紬の研修に行ってきました!
今年の9月に当店で奥順さんの結城紬のイベントをするので、従業員一同で茨城県の結城市に研修に行って参りました!

結城紬は、1956年(昭和31年)に「糸つむぎ・くくり・地機(じばた)織り」の3工程が国の重要無形文化財として指定。
いくつかある工場の中からこちらの工場でこの3工程を見学させていただきました。
①糸紡ぎ
真綿から一本一本、糸を手で紡ぐところを見させていただきました。

最初はやはり一定の太さで糸を紡ぐことが難しいそうなのですが、だんだんと上手に紡げるようになるそうです。糸をつむぐのは向き不向きもあるみたいです。
ちなみによく言われている「おばあちゃんの唾で紡ぐのが良い」というのは迷信だとか・・・笑
それと、『結城は一本一本の糸の太さにむらがあるところが良いよねえ~』とお客様に言っていただくことが多いみたいですが、手紡ぎ職人からすると一定の太さで紡ぐのが良しとされているので『実は複雑なんです』とおっしゃってました。
②絣くくり

柄を一本一本くくる作業です。
柄を出したい所を糸でくくり、糸染めの際に糸をくくったところが染まらない様にします。
私たちも糸をとるのを少し体験させていただきました!プチっと簡単に取れました。
③地機織り

地機という機織り機で織ります。
地機は日本で最も古い織機だそうです。腰で固定して全身を使って織っていました!
つむぎの館にもお邪魔しました。



とっても勉強になりました。奥順さんありがとうございました。
