芝崎重一さんの着物紹介

ちょうど「美しいキモノ」2021秋号に息子さんの「芝崎圭一さん」がご紹介されておりましたので、弊社在庫にもあるお父さんの重一さんの着物をご紹介いたします。

繭から手引きした座繰り糸を、草木染にして織り上げた座繰織。座繰織の織元として知られていた重一さん。重一さんの作られた着物が弊社のコレクションの中にあるのでご紹介をさせて頂きます。体調を崩されてから、後継ぎの息子さんと一緒に着物づくりをされております。

黄と藍のたて縞に、所々に白場の横段があります。たち合わせが難しいと思われるかもしれませんが、白場の横段も大きく意外と立ち合わせがうまくいきます。また、衽と前身頃の白場を合わせるとよりフォーマルに着て行けます。
手引きの座繰り糸なので生地もしっかりしていて、単衣に作られても素敵な着物が出来上がります。

2021秋号
芝崎圭一さん(息子さん)がご紹介されております。